2020年6月10日水曜日

2020/6/10 人生観を定める

私たちは、知っていようと知っていまいと、あるところに向かって進んでいます。「私」が動く時間にも進んでおり、休んでいる時間にも進んでいます。これは否定できない事実です。一生を経たのちに「私」はどのようなところに行くのでしょうか。これが、人間が解決すべき重要な問題です。宗教も哲学も歴史も、この問題を解決するために動員されています。この問題を解決できなくても、私たちは逝くべき運命に置かれています。私たちが生きたのちに死ぬ日、この体は土に埋められることによって終わります。体が埋められるその日は、心も、生命も、心情も、理念も、あるいは願いまでも共に埋められてしまうのでしょうか。この問題に対して、その内容と解決点と、はっきりした目的観を立てておかない人は、不幸な人にならざるを得ません

天聖経7・1・3・14


所長視点)
誰もが避けられない「死」という問題に対して向かい合ったときに、人生観が定まります。そこが曖昧だと生き方も曖昧になります。一番重要な問題に向き合うこと、これが「死」に向き合うことです。原理で一番重要なテーマです

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